フロートレス工法は、専用の取付装置により「消散弁」を設置し、地震時に発生する過剰間隙水圧を瞬時に消散させ、マンホール周辺地盤の液状化現象を抑え、マンホールの浮上を抑制するものです。
液状化現象によるマンホールの浮上(新潟県中越地震)
地震時に発生する過剰間隙水圧を「消散弁」により瞬時に消散させます。
これにより、マンホール周囲の液状化現象を抑え、マンホールの浮上を抑制します。
消散弁は、受圧板・ソケット・メッシュ等で構成しています。地震時に過剰間隙水圧が加わると、受圧板が外れることで水圧を消散させます。
また、消散弁の地盤側は、メッシュ構造になっており、土砂等がマンホール内に流入するのを防止します。