バイオテックスでは、毎年エコ活動の一環として緑のカーテンを設置しています。
緑のカーテンは、建築物の外側に植物を成育させることで建築物の温度上昇抑制を図る省エネルギーの手法です。
主にツル性植物のゴーヤやヘチマ、朝顔などを育てて、室内に差し込む日差しを遮る効果があります。
その他にも、植物が根から吸い取った水分を葉から蒸発させるため、周りの熱を奪い温度を低くします。
水蒸気を含んだ涼風が室内に入り込むことで、エアコンなどの冷房機器の使用を抑えることができるのです。
緑のカーテンを設置することで、様々なメリットがあります。
どんなメリットがあるのか、ご紹介致します。
緑のカーテンとヨシズでの熱量調査結果もあります。
外気温32度という条件で日光が当たった場合、どちらも40パーセント程度の熱が通過します。
ヨシズは熱を吸収し34パーセントの熱を放出しました。
つまりヨシズを使用することで、熱を26パーセントカットできるということです。
これに対して緑のカーテンは、ほとんどの熱を反射することがわかりました。
結果では、60パーセントの熱をカットできることがわかっています。
緑のカーテンを設置することで消費電力が少なくなるという測定結果があります。
節電率は通常の20パーセントを上回り、平均30パーセントの節電効果があることが実証されています。
つまり緑のカーテンが熱を遮ることで、エアコンなどの冷房機器の使用を抑えることができるということです。
省エネ効果を実感できる、緑のカーテンをバイオテックスの会社にも毎年設置しています。
今年は、メロン、ゴーヤ、インゲン、朝顔、夕顔の種を植えました。
今年は、南側にもプランターを設置し去年より更にパワーアップしています。
種を植えてから約2ヶ月が経過しました。
順調に育っています。
地球温暖化の抑止を目的として設置しましたが、社員一同、収穫も楽しみにしております。